スポンサーリンク

XdomainでWordPressのアドレスを独自ドメインに移行する方法(下準備編)

このホームページはXdomain(Xドメイン)の無料サーバ+WordPressで運用しています(2017年10月現在)

今まではXドメイン(から付与される無料のURLを利用していましたが、この度独自ドメインのURLを利用しようと思い、ドメインの移行を行いました。

しかしながら、私はネットワークの知識は少しありますが、WordPressは初心者。参考になりそうなHPを見ながら四苦八苦し、なんとか移行ができました。

HPを調べるとXSERVER(Xサーバー)を利用した移行の方法はたくさんあったのですが、Xドメインのサーバーを利用したページが見つからなかったので、私自身の備忘録としても移行方法を記載をしておきたいと思います。

尚、他のページを見ていると移行方法はいろいろあるようですが、ここでは、最も安全と思われる、今までのサイト(旧サイト)はそのままに、新しくサイトを建て、データをコピーし、新サイトで動作確認が取れた時点で旧サイトから新サイトにリダイレクトをかける、という方法を紹介します。

この方法だと、最悪移行に失敗しても今までのサイトで運用をすることができるので安心です。

作業にあたり、今回の作業環境を記載します。

・レンタルサーバー → 移行後もXドメインの無料サーバを利用
(移行前と変更なし)

・ドメイン取得   → お名前.comで取得

・WordPressの環境 → WordPress 4.8.2

・WordPressの構築 → Xドメインの自動インストール

・変更前のアドレス → http://romanet.wp.xdomain.jp/

・変更後のアドレス → http://www.inmyroom.club/

上記で進めますので、必要に応じて読み替えをしてください。

1.ドメインの取得(お名前.com)と設定

好きなドメインを取得します。今回私はお名前.comでドメインを取得しました。理由は単純に安かった為です。.clubだと初年度は99円(2年目は2,079円)でした。

お名前.comでのドメインの取得方法はこちらに詳しく記載されています。

お名前.comの管理画面でDNSサーバの設定

お名前.comのホームページに行き、「ドメインNavi」にログインします。

上部の「ドメイン一覧」タブを押し、対象のドメインの「ネームサーバー」欄の「変更する」ボタンをクリックします。

「他のネームサーバー」を利用のタブを押し、プライマリーサーバー、セカンダリーサーバーにXドメインで指定されたネームサーバー(DNS)の情報を入力します。

2017年10月現在ではXドメインのネームサーバーは以下の通りです。

・ネームサーバー1(プライマリーネームサーバー) ns1.xdomain.ne.jp

・ネームサーバー2(セカンダリーネームサーバー) ns2.xdomain.ne.jp

・ネームサーバー3(サードネームサーバー)    ns3.xdomain.ne.jp

Xドメインで指定されているネームサーバーはXドメインの管理画面の中のWordPressの管理画面のサーバ情報で確認ができます(以下参照)

Xドメインに新ドメインの設定する

Xドメインの管理画面にログインし、WordPressの管理画面の右側にある「ドメイン追加」のボタンを押します。

「ドメイン追加設定」から「他社管理のドメインを追加する」をクリック

この先のドメインの追加方法については、XドメインのHPに詳しく記載されていますのでそちらでご確認ください。

2.WordPressの構成について

WordPressは以下のように画像やテンプレート・プラグインなどの実ファイルとブログの記事や設定値を格納しているMYSQL(データベース)のデータで構成されています。

既存のサイトを新ドメインのサーバに移行するためにはバックアップを取得し、新サーバでインポートをする必要があります。

上記はそれぞれFTPとphpMyAdmin(MY SQLの管理画面)でバックアップを取得していきます。

現在のコンテンツのバックアップを取得

既存コンテンツ(Xドメインにあるコンテンツ)をFTPでバックアップを取ります。

FTPで取得をするためにはXドメインの管理画面でFTPを有効にしておく必要があります。
(既にFTPが利用できる状態であれば、この部分は不要です)

まず、Xドメインの管理画面にログインし、WordPressの管理画面に進みます。

その後、旧ドメインの「設定」ボタンをクリック

FTPアカウントの「設定ボタン」をクリック

FTPアカウントの設定画面で利用設定を「有効」にまた、「すべてのファイル・フォルダにアクセスする」にチェックを入れます

最後まで進むとFTPサーバのアドレス、ID、パスワードが表示されるので控えておきます。

FFFTPなどのFTPツールで接続し、既存のコンテンツをすべてローカルにダウンロードします。容量にもよりますが、大量のファイルがあるのでダウンロードには小一時間かかると思います。

また、私の場合、FFFTPではダウンロードできないファイルなどがあったため、「FileZilla Client」というFTPツールを利用しました。

上手くダウンロードができない場合は参考にしてください。尚、私の場合、「FileZilla Client」でも一部のファイルがダウンロードできませんでしたが、そのファイルは無視してダウンロードを続けました。

php My Adminから既存の設定値、投稿内容をバックアップを取得

php My Admin(MY SQLの管理画面)から既存のWordPressのデータを取得します。

php My AdminにはXドメインの管理画面からアクセスができます。

XドメインのWordPress管理画面から既存のドメインの「設定」ボタンをクリック

データベースの管理から「php My Adminへのログイン」をクリック

php My Adminにログインしたら左側のデータベース名から6でメモしたデータベース名をクリックします。この時カッコ内の数字(この場合は20)をメモしておきます。

画面が変わったら上部のメニューの「エクスポート」ボタンをクリックし、下の方にある「ファイルに保存する」にチェックを入れ、保存するファイル名を入力し右下の「実行」をクリックします。

ファイル保存したらMY SQLのバックアップは完了です。

以上で下準備は完了です。

XdomainでWordPressのアドレスを独自ドメインに移行する方法(移行編)に続く

スポンサーリンク
スポンサーリンク