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ビーノ(5AU)を直す⑫ ミラーの交換(後編)

ビーノ(5AU)を直す⑫ ミラーの交換(前編)からの続きです

必要な商品が届きましたので、作業に取り掛かります。

折れた根元は写真のように錆びていましたので、グラインダーで錆を落とします。グラインダーがない場合は、サウンドペーパーで落としましょう。

錆を落とした後、ドリルで穴をあける為、ポンチを使ってドリルの歯の起点を作ります。

あとはドリルで穴をあけていきます。最初は小さな穴をあけ、徐々に大きくしていきます。

穴を広げていくと、穴の中に最初のミラーのネジについていた錆が出てきました。

ビーノのミラーのネジの大きさは8mmですので、6mm程度穴を開けたらネジ切りタップをつかってネジを切っていきます。

ネジ切りタップを使ってネジ穴を作る

いよいよネジ穴づくりです。M8のタップを使ってネジ穴を作っていくのですが、安いタップだからか、なかなか上手く回りません。(固定する力が弱いような気がします)

悪戦苦闘しながら、何とかそれっぽいネジ穴ができました。

↓今回用意したネジ切りタップ↓

↓悪戦苦闘の末、それっぽいネジ穴ができました↓

ネジ穴は正ネジですので、最初に買った逆ネジのミラーは使えません。

逆側も同じようにネジ穴を作り、ミラーを入れて完了です。

やってみて分かったこと

今回やってみて分かったことは以下の通りです。

  • 最初にミラーを外し、折れないかどうかを確かめておけば良かった。
    ⇒もし折れたなら、正ネジのミラーを購入orスイッチボックスを購入。
    折れなければ、逆ネジのミラーを購入すれば、無駄がありませんでした。
  • ネジ切りタップを買う場合にはそれなりのものを買った方が良い
    ⇒安いネジ切りタップでは中々ネジ穴が作れませんでした。グリグリとタップを回していった結果、ネジ穴が若干大きくなってしまったのか、ミラーの根元から緩く、走行中にミラーの位置が変わってしまいます。高いネジ切りタップを買ったことが無いので何とも言えませんが、ビーノのミラー用途だけならM8の高いネジ切りを買ってもよかったかもしれません。

今回初めてミラーを交換しました。ミラー自体は安く買えますし、交換後は確度の調節ができ、快適です。唯一不満なのは、ネジ穴が大きくなってしまったせいか、走行中に根元から少しずれてしまう点です。これは今後ネジ補修材などを使って固定をして行く予定です。

作業時間:2日(ネジ切り作業含む)

作業費用:約5,000円(ネジ切りタップなどの購入費含む)

満足度:80%

ビーノを直す⑬ ナンバープレートの交換に続く

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